犬のハーネスが抜けた?!脱走対策で私が買った抜けにくいハーネス

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私がハーネスを買い替えた理由と脱走事件

お散歩中にハーネスが抜けて、犬が脱走したことがきっかけです。

普段と変わらないお散歩だったはずが、意外と簡単にハーネスが抜けてしまい、非常に大変なことになりました。

脱走事件後は「また外れたらどうしよう」という不安で、暫く散歩に行くのが怖かったです。

わんちゃんにも飼い主にも怖い脱走の危険が少しでも減るように、ちょっとでも誰かの参考になったらうれしいです。

ハーネスのすっぽ抜けはとても危険!そして捕まえるのはとても大変

犬が走り出した時はほんとに真っ青になりました。

足の速さを考えたら絶対に走って追いかけても追いつけない。何より大体のわんちゃんは追いかけると逆に逃げると思ったので、走り出したいのを必死に抑えて立ち止まったまま、名前を呼んでみました。

幸い私が追いかけないと分かると私の方に走って戻ってきてくれました。

(よかったー!)

と思ったのもつかの間・・・ギリギリ手の届かないところまでは近づいて来るけど、首輪をつかませてくれない・・・というやり取りをしばらく続けて、なんとか無事に捕まえて家に帰ることができました。

また走り出したらと不安で不安で、重かったけど(13kg)ずっと抱っこして家まで帰りました。

ハーネスがすっぽ抜けた原因は?気を付けるべきこと

犬が後ろに下がった(引っ張った)際に私が誤って前に引っ張ってしまったのが原因。

抜けやすいハーネスは前方向へ引っ張ると首輪部分がすぽっと抜けてしまうことがあるのです。

脱走したあとの対処は正しかったのか?

冷静になって考えてみると反省点がありました。

もう二度と脱走はさせたくないけど、万が一を考えて対処法や今後の改善点も書き出してみました。

正しい対処だったと思うこと

  • 走って追いかけなかったこと
  • 大声で怒鳴ったりしなかったこと
  • なるべく落ち着いたトーンで名前を呼んだこと

犬が背を向けて走っていく後姿を見ると怖くてすぐに走って追いかけたくなりますが、追いかけると高確率で逃げる可能性があります。

大声も同じで、怒鳴ったり怒ったりは余計寄ってこなくなるし、焦った声を出すと犬も不安な気持ちになるので、できるだけ落ち着いた声(大きさとスピード)で呼ぶようにするといいと思います。

名前を呼んで反応してくれるわんちゃんであれば、名前を呼んで呼び寄せる方が可能性が高いと思います。

もし呼んでも来てくれない場合は、普段遊ぶ時とかに「呼ばれたら近くに行く」と覚えてもらうように頑張ってみるといいと思います。

うちの子もまだ完ぺきではないので、これからも頑張ってみます。

失敗したかもと思うこと

  • 戻ってきた犬に慌てて手を伸ばしてしまった

「走って追いかけちゃいけない!」というのがとにかく一番頭にあったせいか、戻ってきて近づいてくれた時に思わず首輪に手を伸ばしてしまった気がします。そのせいで余計に犬が「遊ぶの?!遊ぼう!」モードになってしまった気がします。

追っかけたり、手をバッと伸ばしたり速い動きで近づくと、逆効果でした・・・考えればわかるはずなのに、冷静になるって難しいです。

この場合は「おすわり」「まて」を言ってみて、ダメそうならおやつなんかで気を引いて、まずは落ち着けるべきでした、反省点です。

今後の対策

  • 大好きなおもちゃを持ち歩く
  • 興奮状態でも「おすわり」「まて」ができるように特訓

凄く大好きなおもちゃがあるので、いざと言う時はそれを取り出してみるのもいいのかなと思いました。

普段はお気に入りおもちゃを取り出すと、すぐに近くに着て何も言ってなくても「おすわり」→「ガン見(マテ)」してくれるので使えるかも。

あとは興奮状態になると未だになかなかいうことを聞いてくれない時があるので、興奮中でも「おすわり」「マテ」ができるように地道に特訓は必要だなと思いました。

すっぽ抜け対策はどういうものがある?

  • 抜けにくいハーネスに変更する
  • ダブルリードにする

ハーネスには「取り付けやすさ」や「デザイン性」「抜けにくさ」など形によって特徴があります。

わんちゃんの性格や体格にもよりますが、抜けにくいハーネスを選ぶとすっぽ抜け対策には効果的だと思います。

ハーネス以外でもできる対策として、ダブルリードといわれている方法でリードを2つにするのも対策になります。

やり方としては一本を首輪に、もう一本を胴輪に付けることで、どちらかが抜けたり外れたりしても、1本は残っているので保険になります。

リードに関しては別記事にまとめています。

ハーネスによっては簡単に抜けてしまう?!おすすめのハーネスの形は?

8の字型ハーネスH型ハーネス
メリット首と胴に輪っかを通すだけなので取り付けが簡単足にも通す必要があるので、わんちゃんによっては取り付けが大変
デメリット引く方向(力の入る方向)によってはすっぽ抜けやすい比較的にすっぽ抜けにくい構造
8の字型とH型のメリットとデメリットの比較

以前使っていたのは取り付けしやすいタイプの8の字型ハーネスでした。

すっぽ抜けたといっても、ハーネスとしては生地もしっかりしていて頑丈で、普通にお散歩する分には全然問題のない商品でした。

犬が立ち止まって後ろにいる時に前に向かって引くとこのタイプは抜けいやすいようです。

抜けにくさを最優先とするのであれば、おすすめはH型のハーネスです。

8の字型ハーネスは取付けやすいけどすっぽ抜けには注意

8の字型は輪が二つ付いている胴輪で、装着方法は2つの輪のうち一つを首に、もう一つを胴に取り付けます。足を通す必要が無いので、足を触るのを嫌がる子にはおすすめなタイプのハーネスです。

ただ問題点は、体系にもよりますが(頭の小さな子は特に)頭の部分の輪っかは引っ張る方向によっては簡単に抜けてしまう可能性があります。

8の字型ハーネスは素材やデザインも豊富で、取り付けやすいので、足に触られるのを嫌がる子にもつけやすいというメリットがあります。

8の字型ハーネス使用時のすっぽ抜け対策は?

わんちゃんによってはお散歩中突然立ち止まってしまったり、違う方に行こうとしたり飼い主さんの思った通りに歩いてくれない時があると思います。

抜けやすいハーネスは犬が前に行くのに対して後ろの方に引く分には大丈夫なのですが、前に引く(犬が後ろに引く)と抜けてしまう可能性があります。

対策としては犬が後ろに下がるように引っ張っても、前に引っ張らないように注意する。

良くあるイヤ柴引っ張りに対抗しようとすると、8の字ハーネスは抜ける可能性がありますのでやめましょう!

犬の動きに注意して、なるべく後ろに引っ張らせないように、ちょっと難しいけどうまく誘導してあげよう!

H型ハーネスは取り付けを嫌がらない子にはおすすめ

H型ハーネスはすっぽ抜けしにくいというのがメリットですが、足を通すのでわんちゃんによっては嫌がったり取り付けづらかったりする可能性があります。

うちの子のように後ろに引っ張り癖がある子は抜ける可能性が高くなるので、できれば抜けにくいタイプのH型のハーネスをおすすめします。

イヤ柴(後ろに引っ張る)する子は抜けやすいかも・・・

どちらのタイプのハーネスにもメリットデメリットがあるということを理解して使うと、おうちのわんちゃんあったハーネスが選べるかなと思います。

抜けにくいH型ハーネスを実際に買ってみました

探し始めて困ったこと。H型ハーネスが近所の実店舗になかった

近所のペットショップやホームセンターではH型のハーネスは余り種類がおいてありませんでした。

オンラインで探してみるとお値段もちょっと高めだったりするので、本当は実物でも見てみたかったのですが・・・

購入する際にはサイズの確認はしっかり行う

1回取り付けてしまうと返品できないケースが多いと思います。

しっかりとサイズを測って間違いのないものを購入しましょう。

悩んだ時は購入前にお店に相談すると安心です

私が購入したH型の抜けにくいハーネスはこちら!

すず工房 こだわりいっぱいの抜けにくいハーネス

H型ハーネスもいくつか候補を考えていたのですが、こちらのハーネスを購入しました。

決め手は商品説明のこだわり部分が分かりやすく、犬に合わせてとても丁寧に作られた商品だなと感じたからです。

H型ハーネスは形自体が抜けにくい構造なので、あとは装着感と強度が重要かと思っていたので、こちらにしました。

今は私が購入した時は付属して無かった胸パッド(取り外し可能)もついているようです。

すず工房さんのH型ハーネスを使ってみた感想

H型ハーネスを使ってみると安心感は断然上がりました!

付けやすさの点では、もちろん8の字型の方がラクですし、最初の頃はちょっと飼い主の方がもたもたしてしまいましたが慣れれば意外と簡単です。

犬の様子、飼い主の使い心地、すっぽ抜け防止の効果は?

取り付け後の愛犬の様子

特に嫌がる感じはなかったです。

届いてすぐに触った時は生地が硬く感じたので、前足の後ろの部分が擦れないかどうか少し心配でしたが、毛が薄くなったり擦れて痛そうだったりはして無いです。

何となく触った感じも柔らかく体にフィットするような感じになった気がします。気のせいかと思ったらちゃんと商品紹介にも「最初は硬めですが使っていくうちに馴染んできます」と書いてありました。

飼い主的な使い心地(取り付け)

うちのわんこは足や体に触られるのは嫌がらないので、たまに失敗してやり直したりしても若干あきれ顔で(笑)大人しく足を出し入れさせてくれたので取り付けも問題ありませんでした。

8の字型に慣れていたので、使い慣れるまではちょっと取り付けが大変に感じることもありますが、慣れてしまえば全然気になりません。

お散歩中の引っ張りに対しての効果は?

犬が後ろ側に引っ張っても、金具を取り付けている部分はぐいんとひっくり返りますが、胴の部分はしっかりと体についているので、抜けなそうです。

金具の取り付け部分だけに力がかかると壊れないか心配でしたが、買ってから1年くらいたちますが全然へたった様子もなくしっかりしています。

それと、以前のハーネスよりも引っ張られたときに余り「ケヘッ」とならなくなりました。

引っ張らないでくれればいいのですが、たまに引っ張るので、かわいそうだったのですが、こちらにして胸元の負担が減ったのかなと思います。良かったです。

すっぽ抜け対策としても、犬の様子を見ていても快適そうで良かった

すっぽ抜け対策としても期待した通りしっかりフィットして抜けにくそうで安心してお散歩に行けます。

更につけているときの犬の様子も以前より、胸元の締め付け感が減ったのか動きやすそうで(見た目ですが)着心地も良さそうでよかったです。

1年使っても色もあせた感じもありませんし、長く使えそうでとても気に入っています。

我が家では、お外用の他に「室内+お庭用」として別の素材のものを追加購入しました。こちらのタイプも和柄がかわいくておすすめです!

長く使えるので「名入れ」してもかわいいかも?!

H型のハーネスが取り付けられないわんちゃんへの対策強化はどうする?

足を触られるのが嫌だったり、つけた感じがどうしても合わないわんちゃんもいるかもしれません。

その場合は8の字型や、ベストタイプのハーネスと合わせて首輪にもリードを取付けられるダブルリードがおすすめです。

できるだけ安全にお散歩するために気を付けたいこと

ぴったりフィットするように調整が必要

ハーネスに関しては、単純に骨格や筋肉の変化だけでなく、毛の増減なんかでも変化があったりします。

緩んでしまったまま使用するのは危ないので注意が必要です。

特に柴犬みたいにダブルコートで毛がもこもこしている子は、換毛期なんかは特に変化に注意してお散歩前にゆるんでないかハーネスの状態を確認すると安全です。

まとめ

すっぽ抜けはほんとに怖いです。

抜けにくいハーネスはもちろん、普段からわんちゃんが興奮したり、急に後ろにひっぱたりしないように訓練することも大切だと思います。

性格や年齢とかで、なかなかうまくいかない場合もありますが根気強く頑張りましょう。

あといざと言う時に絶対ゆうことを聞いてくれそうな、大好きなおもちゃや、お菓子作戦も有効だと思います。

少しでも脱走の心配が減らせて、安心して楽しくお散歩できたらいいなと思います。

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