夏の散歩に必須?!おすすめの虫除け効果のある犬用の服やスプレー

当ページのリンクには広告が含まれています。
目次

犬に必要な虫よけグッズとは?

公園や草むらなどを歩くと犬に良くない蚊やダニ、ノミなどの虫が心配。

どんな対策があるか、それぞれのメリットや安全性を考えながらご紹介します。

犬の虫除けグッズの種類と選び方

  • 防虫素材の犬服
  • 犬用虫よけアクセサリー(首輪などに取り付けるタイプ)
  • 犬用虫よけスプレー
  • ペット用蚊取り線香

選択肢としては、わんちゃんに着用してもらうタイプと、わんちゃんがいる環境(周辺に)虫が近づかないようにする方法の2タイプかなと思います。

防虫素材の犬服

防虫素材の犬服のメリットとデメリットは?

良いところは?

  • 着るだけなので安全性は高め
  • 冷感素材などもあるので季節に合わせて使い分けられる

気になることは?

  • 服が嫌いな子には向かない

服に使われている虫よけ成分は安全なの?

服なので肌トラブルが心配かなと思います。

実際のところ防虫について特に何も明示されていない(「防虫加工」としかない)ものや「忌避剤」としか記載のない商品についてはどなんものが使われているのかわからないので正直判断できません。

「安全です」と記載があれば成分分からなくても安心感上がるんですけど。割と書いてないんですよね。

商品によっては「ごくまれにアレルギー反応があります」的な注意文があるものがありますが、成分等は何も書いてないので、舐めたら?なのか着てるだけで?なのかも聞いてみないと分からないです。

ただ注意文が書いてあるだけ安全に配慮されているのかなぁと個人的に思いました。

なるべくメーカーが「安全な成分です」といっているものを紹介するようにしていますが、購入される場合はQ&Aなどもちょっと見てみるとより安心だと思います。

着せているときはわんちゃんから目を離さないようにする

虫よけ効果が必要なのは主に外出中になると思います。

お散歩中にやたらと体を舐めている、具合が悪そう、体がかゆそう、いつもより落ち着きがないとか、いつもと違う変化を見逃さないように注意してあげるのが安全対策になるんじゃないかなと思います。

できるだけ服は着せっぱなしにしない

特に夏場は蒸れたりして肌に影響が出やすい季節。

たとえ天然成分だろうとも、色々な成分が織り込まれている素材であればなおさら、着せっぱなしだと肌への影響も心配です。

着る必要がない時は脱がせてあげるようにした方がいいと思います。

季節を選ばず着てもらえる犬用防虫服のおすすめ

iDog(アイドッグ) 防虫加工のmoscapeで虫よけ対策万全!着せやすいタンクトップタイプ

防虫加工のmoscapeが使用されたタンクトップタイプの犬服。

無香料で犬が嫌がる臭いが少ないように配慮されているのもポイント。虫が多そうな木々の多いところや公園での防虫対策に良さそうです。

ただ冷感加工ではないので、暑さ対策は別途しっかり行いましょう!

使用されている坊蚊素材MOSCAPEについてはiDog公式ページよりご確認ください。

熱い夏のお出かけに最適な冷感素材の防虫服のおすすめ

iDog(アイドッグ) 夏の暑い日のお出かけには冷感素材&坊蚊加工で涼しく虫よけ対策

こちらは防虫対策生地と冷感素材生地が使われたダブル対策の犬の夏服です。

暑い日の公園でもクールに虫よけ対策!

MANDARINE BROTHERS 米国インセクトシールド社の認証タグ付き冷感&防虫の夏服

インセクトシールドは「米国環境保護庁にも認められた害虫から守ってくれるシールド技術」という説明があり、安全性が高いと書いてありました。

伸縮性もありとわんちゃんの動きを妨げず、接触冷感素材で通気性も良いので夏の暑い日にも快適に着こなせそう。

サイズもXS~5Lまで幅広いので(サイズによって価格が違う為ページが違います)なかなかサイズが見つからない・・・という中型犬や大型犬のオーナー様にもおすすめ!

インセクトシールドペット 冷感素材とインセクトシールドの虫よけ素材でお散歩快適

インセクトシールド公式のわんちゃん用タンクトップです。

冷感素材とインセクトシールドの両方が使われているので、こちらも夏場に快適に使えそう。

サイズ展開はXS~2XLまでとこちらも幅広く対応してます。

その他の犬用虫よけアイテム

犬の冷感マットタイプの虫よけ商品

iDog ヒンヤリ接触冷感&防虫効果のある生地で虫の心配なく安心してぐっすりお昼寝

虫よけ効果のあるマットです。

お昼寝中の防虫対策に、天然由来の防虫成分でペットへの安全にも配慮されたヒンヤリマットでぐっすり気持ちよく過ごしてほしいですね。

アース スプレーや服がダメな子でも使いやすい!ノミ・マダニとり&蚊よけ首輪

首に巻くだけのタイプの虫よけ首輪。

犬に優しい成分の薬剤ということで安全にも配慮されているようです。

紹介しているのは中型犬~大型犬サイズです。猫ちゃんサイズや小型犬サイズも別途あります。

大体のサイズ(大き目)で商品を選べば短くする分には長さの調整もできるので、サイズの購入失敗もなさそう。

犬用虫よけスプレー

虫よけスプレーのメリット、デメリットは?

良いところは?

  • ペットの体に配慮した成分のものが多い
  • 人が手で触れても大丈夫(成分による)

気になることは?

  • 殺虫ではなく「虫よけ」なので効果が実感しにくい場合もある
  • 臭いが強いと嫌がる子もいる

犬用虫よけスプレーは安全なの?

虫よけスプレーの成分についてはググればググるほど分からなくなります(汗)

正直なところ載っている成分をいくつかググって調べてみると「犬には良くない」「犬が嫌いなにおい」などで引っかかる成分も普通に入ってるみたい。

商品説明に安全と書いてあるので、恐らく安全基準は満たした配合(分量とか希釈度とか色々)がされているんだろうなとは思います。

天然由来=安全ではないので、専門家でも何でもない私のような素人には、商品の成分一覧見ただけで判断するのは正直すごく難しい、というか無理。安全な分量なんて知らないし、書いてないし・・・

私が気にし過ぎかもしれませんが、商品説明をよく読んで自分が安心できそうな商品を選ぶしかないかなと思います。

犬用虫よけスプレーのおすすめはこちら

FLF レニーム 科学薬品や防腐剤不使用のペットが舐めても安心な成分虫よけスプレー

ペットが舐めても安心と記載がある商品です。

人や犬等の恒温動物や農作物には害がないといわれている「ニーム」という木の実を絞って抽出されたオイルが原料の虫よけスプレーです。

犬には刺激が強いといわれている柑橘系の香り成分も入っていないので香りに敏感な子にも良いと思います。

継続して使う場合には詰め替え用のパック売りもあります。

成分

  • 精製水
  • ニームオイル(植物オイル)
  • ムクロジ(植物オイル)
  • 水溶性ケイ素

こちらの商品は以前(2011年)にカビの混入によるリコール問題があったようです。
その後は特にトラブルの記事はなかったので、現在の品質については大丈夫じゃないかなと思います。

わんにゃんぴょん ニームの力で害虫を寄せ付けない 容量大きめコスパ高めの虫よけスプレー

こちらも「ニーム」を原料とした商品です。

ニーム自体は結構匂いがキツイ(園芸用)という情報もありましたが、こちらのスプレーに関しては口コミを見ると臭いは少ないようで、香りに敏感なペットにも使いやすそうです。

容量が400mlと結構多めですが、お値段は控えめなのでお財布にも優しそう。

成分

  • 精製水
  • ニームオイル(植物オイル)
  • ムクロジ(植物オイル)

入っている成分もほぼ同じ(こちらは水溶性ケイ素が入っていない)ですが、価格が結構違うので、両方おすすめとして載せました。

※実際の成分の割合の違い等はわかりません。

スプレーを嫌がる子の場合は?

スプレーを嫌がるわんちゃんの場合は飼い主さんの手にスプレーしてから、全体に撫でるように毛になじませてあげると良いようです。

もしくは犬自体ではなく、犬用の服や、バンダナの方へスプレーしてから犬に着用させている方もいるようです。

注意したいこと。今回紹介した防虫スプレーには防腐剤が入っていません

防腐剤が入っていないのは不要なものが入っていないという安心感はあるのですが、その分品質の管理はちょっと気を付けないといけません。

使い切る期間や保管方法(場所)は意識した方がいいかなと思います。

舐めても安心と書いてあるけど・・・

ニームに関しては人や犬(恒温動物)には毒性がないといわれているので、安全性は高いのかなと思いました。

とはいえ、基本的には食べ物ではないので、口にしないに越したことはないかなと。

凄くよく体をぺろぺろ舐める癖がある子にはスプレータイプで直接体に吹き付けるのはちょっと悩むところ。

猫ちゃんもいるなら犬猫の安全に配慮したスプレーを選ぼう

犬に平気でも猫には良くない成分というものもあります。

もし猫ちゃんも一緒に住んでいる場合は犬にも猫にも安全な商品を選びましょう。

ペット用蚊取り線香

ペット用蚊取り線香のメリット、デメリットは?

良いところは?

  • 広範囲(部屋全体)に効果がある
  • 直接犬の体に付ける必要がない

気になるところは?

  • 煙が苦手な犬もいる

ペット用蚊取り線香は安全なの?

いくつか蚊取り線香商品に使用されているピレスロイドは哺乳類(ほにゅうるい)や鳥にはほぼ無害な成分といわれているそうです。

商品の公式サイト等で「ペットも大丈夫」と明記してあるものについては使用用法(換気等)を守れば安心して使える商品だと思います。

更に「ペット用」と明示されているものは、ペット安全基準試験を満たした商品として販売されていますので、安心して使えると思います。

「ペット」とひとくくりにすると間違いそうですが、安全なのは哺乳類のペットだけ!

それ以外の生き物だってペットじゃん!と思っちゃうけど、昆虫や魚はダメらしいのでご注意ください。ペットじゃなくて哺乳類+鳥類って書いてほしいなと思うのは私だけ?

我が家は金魚がいるので使えないようです・・・

煙が苦手な子もいる。特に短頭種の犬猫は注意

私自身も余りけむりが充満してると気持ち悪くなるので、煙系のは正直ちょっと苦手。

犬猫ちゃんも成分というよりも煙が苦手な子がいるようなので、体調の変化に注意しましょう。

特に短頭種の犬猫ちゃんは煙に弱い傾向があるようなので、注意してみてあげてください。

短頭種=鼻が短い種類の犬猫ちゃんのこと

「ペット用」と明記されている蚊取り線香

アース・ペット アースのペット用蚊取り線香【動物用医薬部外品】

ペットへの安全性が確認されている蚊取り線香。

人や犬など哺乳類への毒性が低いといわれているピレスロイドが主成分の蚊取り線香です。

ライオンケミカル レトロパッケージのペット用蚊取り線香【動物用医薬部外品】

有効成分は安全性の高い除虫菊末(天然ピレトリン)となっています。

ペットへの安全基準を満たした商品ということなので、安心して使える蚊取り線香だと思います。

「ペット用」ではないけど公式サイトで「ペットも大丈夫」と書いてあった蚊取り線香

キンチョー 大型12時間用蚊取り線香

こちらは「ペット用」とは書いていない商品です。

ですが下記キンチョー公式サイトのQ&Aをみると「犬・猫・ハムスター・小鳥などのペット」は大丈夫となっているので、使用自体は問題ないようです。

「ピレスロイド」と「ピレトリン」って名前似てるけど違うもの?

「ピレスロイド」と「ピレトリン」名前も似てるけど違うもの?気になったのでちょっと調べてみました。

ピレスロイド(pyrethroid)とは、除虫菊 (Tanacetum cinerariifolium (Trevir.) Sch. Bip.) に含まれる殺虫成分の総称で、今日では各種誘導体が合成され、各地で広く殺虫剤として利用されている。天然に産するピレスロイドは菊酸を共通構造として持っており、ピレトリン I (Pyrethrin I) とピレトリン II (Pyrethrin II) を主成分とする6種の化合物の混合物である。また、微量成分のピレスロイドとしてシネリン I、シネリン II あるいはジャスモリン I、ジャスモリン II も含まれ、いずれもピレトリンと同様な作用を有する。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ちょっと私には言葉が難しい・・・とりあえずピレスロイドは除虫菊に含まれる殺虫成分の総称らしい。

たぶん似たような成分という認識です(※素人解釈です)

まとめ

色々書きましたが、おすすめの虫よけ対策としては個人的にはわんちゃん用の服、もしくはバンダナとかにペット用スプレーして使うのは結構いいかなと思いました。

散歩のときだけ使用するのであれば、スプレーをつけた服を帰ってきたら脱がせて体を拭いてあげれば体にも残りにくくて、より安心できそう。

ご自分のわんちゃんにあった虫よけ対策で安心して過ごしたいですね。

目次