ブラッシングの重要性
犬のブラッシングにはいろいろないいことがあります。
- 毛玉や密集による犬の不快感を減らす
- 通気性を良くて肌の健康の維持
- マッサージ効果での血行促進
- 犬とのコミュニケーションアップ
- シャンプー負担の軽減(毛の量を減らす)
- 毛の飛び散りによる掃除の負担軽減
- ノミやダニなどの早期発見
毛玉などで毛がもこもこしているのは犬にも不快
ブラッシングを全然しないと、毛がごわごわになってしまい、見た目もかわいそうですが、わんちゃんも居心地悪くなってしまいます。
定期的にブラッシングすることで、無駄な抜け毛や毛玉を除去して居心地よくしてあげましょう。
肌の健康維持に大切。毛流れが良くムダ毛を減らして通気性をよくする
ずっと毛におおわれているので、ごわごわの毛のままでは通気性も悪く、肌に良くありませんね。
夏場など温度や湿度が高い時も、通気性が悪いと熱がこもって健康にも悪いと思います。
マッサージ効果が得られる場合もある
これはやり方や、強さにもよるかなとちょっと思いますが、肌の表面を軽くでもなぞってあげることで血行促進効果も期待できるという情報でした。
犬とのコミュニケーションアップ!になることもある
まずわんちゃんがブラッシングが好きである前提ですが「ブラッシングが気持ちいい!」と思ってもらえれば、ブラッシングタイムによってわんちゃんがリラックス出来て、飼い主さんとの関係もより良くなりそうです。
シャンプーや普段のお掃除の毛の飛び散り対策として
室内犬の場合で毛の量が多く、毛が抜ける子はできるだけ定期的なブラッシングがおすすめです。
まめにブラッシングを行うことで「ちょっと撫でただけ」「ちょっと走り回っただけ」で舞う毛の量が緩和されます。
シャンプー前にブラッシングしておくことで、シャンプーも、その後のドライも楽になるのでぜひシャンプー前にもブラッシングがおすすめです。
ブラッシングしてもしてもしてもしても、舞う毛が無くなる訳では無いけどね・・・減るだけでもありがたいの。柴換毛期半端ない・・・
毛の間の異常やノミダニの発見の可能性アップ
普段はそれ程毛の間まではチェックしていないので、ブラッシングの機会に早期に一肌の異常や、ノミダニが見つけることができれば対応が早くでき、健康管理にも良いことですね。
管理人が使用している犬のブラッシング用ブラシ
ブラッシングブラシもいろいろあると思いますが、参考までに我が家のブラッシングで使用しているものをご紹介。
我が家のブラッシングの時に使用しているブラシは2つです。
ONS スリッカーブラシ ソフトタイプ(中)
定番品。日本製のスリッカーブラシです。
こちらはソフトタイプの「中」ですが「小」もあるので、使いやすい大きさを選ぶといいと思います。
ONS コーム(中)
こちらもスリッカーブラシと同じメーカーのものをチョイス(実際に使っているコームは見つからなかった)
コームも「大・中・小」とサイズがあるので、自分に合ったものを選ぶといいと思います。
ブラシの種類「スリッカーブラシ」と「コーム」の違い
スリッカーブラシ
抜け毛や毛玉とりとして最もポピュラーなブラシ。
基本的にどんなわんちゃんでも使いやすいといわれていました。毛が多い子はこれが無いと大変かも。
使い方に慣れればとても便利なんですが、慣れるまではまずわんちゃんに痛がられないように、慎重に作業するといいと思います。
TangleTeezer(タングルティーザー) 持ちやすくペットにやさしいスリッカーブラシ
こちらのスリッカーブラシは体にあたる部分が柔らかめなので使いやすそうです。
コーム
仕上げ、もしくはスリッカーブラシと交互に使い分ける。
スリッカーブラシで毛玉や絡まりを取って、その後コームで整えながらとかします。
櫛のような感じなので、毛の奥まで入りやすいです。
それぞれのブラシの使い方
基本的にスリッカーブラシとコームの両方を使っています。
スリッカーブラシの使い方
定番のブラシ。毛がたくさん取れます。
絡まったまま引っ張ってしまったり、力を入れ過ぎて皮膚を強くかいてしまうと皮膚を傷つけてしまう可能性がるので、力加減に注意です。
そして難しいのが角度。角度は平行になるように、斜めに角度を付けないように作業しましょう。
角度が付いたまま肌にあたると痛いです(下記のように自分の手の甲に当ててみると分かります)
スリッカーブラシのコツがつかめない・・・
私は不器用なこともあって、なかなかうまくできませんでした。
意識としては平行に平行に、と思ってもうまく動かせていなかったので、試しに自分の掌の上を軽ーくなでるようにしてみました。
ちょっと角度が付くと「痛いな」と感じる時があります。
学校とかで教わっているわけでは無いので、文章を見てイメージするだけだと分かりにくいけど、痛いなという角度が目で見てわかると、持ち方とかも調整しやすかったです。
角度に注意しつつ、優しくたまに自分の手の甲で練習してからブラッシングするようにしたらちょっとマシになったようで前より嫌がられなくなりました。
コームの使い方
コームは絡まっている部分などを確認したり、毛流れを整えたり、仕上げとして使う櫛(くし)のような感じです。
櫛でとかすイメージで使います。奥まで入りやすいですが、力を入れ過ぎて皮膚の部分はかかないように、毛をとかしてあげます。
毛玉が酷い場合はそのままぐいぐいやらずに、スリッカーブラシでいったん整えます。
コームはスリッカーブラシの毛取りにも使える
作業後に毛だらけになったスリッカーブラシの毛を取る時にも便利です。
櫛の付け根あたりにぐっと入れて引っ張ればうまく取れます。
わんこがリラックスしている間にもちょっとだけブラッシング
コームなどでしっかりやるとちょっと嫌がったりするので、リラックス中はそれ以外のブラシを使用します。
ただ犬が嫌がらない程度に撫でる感じで表面のブラッシングをする感じなので、しっかり目のブラッシングよりはブラッシング効果は薄め。
我が家で使っている奴は売っていなかったので、良さそうなのをご紹介します。
ちょこっとブラッシングにおすすめなブラシ
HARIO(ハリオ) カーペットに絡みついた毛の掃除にも使えるペットブラシグルッテ
こちらはハードタイプですが、ソフトタイプなど硬さも選べます。
ブラシの部分がシリコーンなので、ペットにやさしく使いやすい。
裏面は抜けて絡まってしまったカーペットの毛取りとしても使える一台二役なブラシです。
KELLER社&Native Dog 静電気を抑える豚毛を使ったブラシ
ドイツ製の静電気の発生を抑える豚毛のブラシです。
豚毛なので肌にあたる部分が柔らかそうです。
しっかり毛玉をとったりとかにはちょっと足りなそうですが、毛並みを整えたり、体をブラシでなでることでマッサージ効果も期待できそう。
柔らか毛で気持ち良さそうなので、ブラッシングが苦手な子や肌が弱い子のブラシケアとしていいかもしれません。
まとめ
色々ありますが、メインで使用するブラシとしては「スリッカーブラシ」と「コーム」があるといいと思います。
コームについては短毛種のわんちゃんには不要ともいわれているので、まずはスリッカーブラシを買ってみて、必要そうだったらコームも購入してみる、とかの方がいいかもしれません。
ブラッシングは定期的にあまり時間をかけずにやれると、わんちゃんも飼い主さんも負担が少なく、毛の状態も良い状態で保てると思います。