柴犬って小型犬?中型犬?お店によって違うのはどうして?

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我が家のわんこが柴犬なので、商品を調べる時にちょいちょい気になるのが柴犬の分類。

もちろん購入する際はサイズで確認はするので問題ないのですが、メーカーやお店によって柴犬の分類が「小型犬」だったり「中型犬」だったりするので、ちょっと気になったので、私なりの情報まとめを作ってみました。

この記事のきっかけは「柴犬って中型犬じゃないの?」という疑問があって、自分が納得するために調べたような感じです。

こちらの情報は私がネット等で調べた情報を元にした個人的なまとめです。これが正解というわけではありません。

目次

どうしてこんなに違いがあるのか?

「小型犬」「中型犬」の明確な定義はないらしい

「小型犬」や「中型犬」という分類が使われてはいるけど、これらに明確な定義が無いそうです。

いくつかあった情報だと「8kg」を区切りとしているところもあれば「10kg」を区切りとしているところもありました。

なので柴犬に限らず「8kg~10kg」位までの体重の子はこの時点で判断が難しいみたいです。

判断材料として「体高」もありますが、特徴的な体形の子(体が細長い犬種や体高が低い犬種)でなければ、大体は体重で判断でいいのかなと思いました。

柴犬の標準体重が分かりにくい(幅広い)

柴犬の平均体重はだいたいメスは「7kg~9kg」オスは「9kg~11kg」とありました。

実際は柴友さんや、SNS等や動画などで見ているともっと幅が広いですよね。

もちろん他の犬種も個体差で幅はあるのですが、柴犬は特に平均が分かりにくいように思います。

オスとメスでも体重に差がある

これは他の犬種も一緒ですが、メスの方は10kg以下、オスはプラス2kg前後と特に肥満とかではなくとも、骨格がしっかりしているので重いです。

オスに関しては13kg以上も珍しくないと思います。

とっても小さな「豆柴」も犬種としては「柴犬」

柴犬の中でも「豆柴」はとっても小さいですね。

平均体重は「4kg~6kg」位だそうです。

柴犬の平均体重が「7kg~11kg」だとするとかなり軽いですね。

ですが「豆柴」も犬種的には「柴犬」ということになります。

そう考えると柴犬の平均体重は豆柴の平均体重を含めると「4kg~11kg」となっちゃうわけですよね?

これだと確かに「小型犬かなぁ?」と思っちゃいますね。

でもこれが基準なのも「???」です。

だって豆柴は「通常より体の小さな柴犬」であって、柴犬の標準としては「7kg~11kg」なのでは?と思っちゃうわけです。

「豆柴」の基準は体重ではなく「体高」が指定値以下の柴犬のことを言うようです。

お店はどうやって区別しているのかなと想像してみた

モデル犬や店員さんの周囲の柴犬の体重で判断してる?

前述したとおり、基準がはっきり定まっていないので、お店の周囲の柴犬の体重で判断しているのかなと思いました。

商品紹介で載っている柴犬の体重が10kg以下が多いなと思った

商品説明のモデル柴犬ちゃんは7kg前後が多いように思うのです。

小型犬用の商品が多いからなのか、首都圏は小型の柴犬が多いんでしょうか?(管理人は地方在住)

どちらにしても「柴犬の平均体重よりも軽い(体が小さい)子が多いな」と個人的には不思議に思っていました。

色々な情報サイトや団体の情報を参考にしている?

大きな団体とかで書いてある情報を基準に決めている可能性もあります。

ちなみにウィキペディアでは柴犬は「小型犬」に分類されると書いてありました。

柴犬(しばいぬ)は、日本原産の日本犬の一種。「しばけん」とも言われる。日本犬の中で唯一の小型犬で、オスは体高38 – 41 cm、メスは35 – 38 cmの犬種。基本的には小型犬に分類される。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

あとは例えば「日本犬保存会」のサイトを確認するとこちらでも柴犬は「小型」に分類されているようです。

これらのような情報を基準とすれば「柴犬=小型犬」と解釈するお店も多いのかなとか思いました。

柴犬は個体によって体系にも差がある?

柴犬は地域ごとに特徴が違う「地柴」がご先祖

他の犬種にも毛の長さや、色の違いなどで種類はありますが、柴犬の場合は体格にも結構違いがあるようです。

地域ごとの特徴のある「地柴」という種類分けがあるようです。

  • 縄文柴犬
  • 信州柴犬
  • 美濃柴犬
  • 山陰柴犬
  • 川上犬
  • 十石犬

詳細は省きますが、色々な種類があって、それぞれ骨格や性格なんかも特徴があるようです。

基本的に純血地柴として認められている柴犬は、たぶん普通にはお迎えできないと思うので(希少なので)あまり見かけることはないと思います。

どのご先祖の特徴を受け継いでいるかで特徴が違ってくる?

細かい部分は個体差ももちろんありますが、骨格や筋肉の付き具合なんかは、たぶんその子のご先祖様によって変わってくるのかなと思います。

よく言われるのが「タヌキ顔」「キツネ顔」の違いですね。

  • タヌキ顔→美濃柴
  • キツネ顔→縄文柴(山陰柴)

顔つきだけではなくて、体形も引き締まったタイプや、全体的にがっしりしたタイプと違いが分かれます。

ただ血統書を見てもここまでは書いてないので、どんなご先祖の特徴を受け継ぐかはちょっとわからないですね。

うちの子はキツネ顔

余談ですが、うちの子はキツネ顔系黒柴です。

顔はマズル長めで、胸板がしっかりしていて筋肉質。

小さい頃から足が長くて、腰はキュッとしているので一見スレンダーに見えるけど抱っこすると見た目より結構重いです。

黒柴と茶柴でも性格や特徴が違う?

これに関してはハッキリした情報があるわけでは無いです。

「黒柴は」と書いてある記事を見たので違うのかな?と私なりに考えてみました。

茶柴に比べて、黒柴の数自体が少ないので「黒い色になる遺伝子を持っているご先祖様の血を引いている」という共通点はあるので、もしかしたらちょっと似た系統になっている可能性もあるかもと思いました。

柴犬はオスメスの違いだけでなく体格、体重が幅広い

「柴犬」という犬種の中に個体差だけじゃなく、たくさんのタイプがあって体重や体高もとても幅広いんだなと思いました。

表記が色々になってしまうのはこういったことが原因の一つになっているのかなと感じました。

まとめ(結論)

柴犬の分類は「小型犬〜中型犬」というのが一番しっくり。

どちらかにハッキリ分類するのは正直ちょっと難しいと思いました。

商品の内容によってはお店側で「柴犬」と書いてあっても、これは小型の柴犬?大きめの柴犬?という部分でお家の柴犬が当てはまるか判断ができません。

対象の体重や体高が書いてある場合は問題ありませんが、書いてない場合は自分で商品の内容から判断するか、お店側に確認するか、レビュー等を参考に判断するしか無いのかなと思います。

購入後にサイズ交換での返品不可のものも多いと思うので、不安な時は確認するのが安心かなと思います。

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